やさしいくりっく365教室

スワップポイントについて

奉神礼(ほうしんれい)は、正教会一般には、各教会で司祷者(主教が居る場合には主教が務める)を中心に行われる祈祷全般を指し、最も大切な聖体礼儀などの機密の他にも、時課や朝晩の祈祷、各種祭日、成聖式や埋葬式などの機会に応じた祈祷などを指す。日本ハリストス正教会の訳語。カトリック教会における典礼に相当する。 但し広義には、「奉神礼」の語義には自室などで行う私祈祷も含まれるところに、カトリック教会の「典礼」の語義と差がある事に注意しなければならない。奉神礼という言葉が原義では「神の民の仕事(リトルギヤ)」であり、正教徒の全ての生活が神の民の仕事であるべきであるとの考えから、奉神礼の概念を集団での祈祷に限定する事を避けている為である。 公に行う狭義の奉神礼を指す事を特に示したい場合には「公祈祷」「公奉神礼」という用語が用いられる。 ここでは主に、狭義の奉神礼(外国為替証拠金取引 )について述べていくが、私祈祷を含めた奉神礼の概念についても投資信託 する。 祈祷には一般に教会が所在する現地の言葉を用いる。その昔宣教に訪れた先に現地の書き言葉が無い場合に、現地の話し言葉を学んで正書法を作りつつ、聖書と祈祷書とを翻訳した。正教会は、それほどまでに現地の言葉での祈祷にこだわっている。ギリシャ正教会やスラブ語地域の正教会など、宣教以後長い歴史のある教会では、日常会話に用いられる現代語とは若干異なってきている場合もある。

>奉神礼の広い概念 正教会の振り香炉、その最下部の鈴を伴った香炉の部分。写真では蓋が閉じられた状態になっている。奉神礼ではこの蓋を上げ、炭と乳香を入れて使用する。奉神礼には公祈祷と私祈祷が含まれ、より広義には日々の生活までが含まれる。正教会では奉神礼(=リトルギヤ)の範囲をどこからどこまでというように明確に区分する事を避け、狭義の奉神礼は広義の奉神礼の雛形として捉えるべきである事を教えている。 狭義の奉神礼にも、「言葉」による祈りの「構成」「意味」のみならず、振り香炉を用いた炉儀、音楽的要素を盛り込んだ聖歌、奉事において十字を画き、パンと葡萄酒を奉げる為に至聖所内を所作に従って動くという身体的動作が伴われるのであり、言葉と祈祷構成のみを奉神礼と捉えるのは誤りである。 西方教会の「懺悔」「告悔」に相当する痛悔機密もまた奉神礼に数えられている事を鑑みても、奉神礼を単に「礼拝」「典礼」と同義に捉えるのはあまり適切ではない。

>公祈祷としての奉神礼の種類と構造 本項では公祈祷としての奉神礼の種類と構造について詳述する。 構造を知るには正教会の各教会へ参祷するのが最も手早い。 公祈祷としての奉神礼の構成については、ティピコン(規定)に基本的に従うが、施行時にはその場における司祷者の指示に従う。主幹の構成はどの各国地域の正教会でも同じであるが、参祷者(奉神礼への参加者)の奉神礼への熟達度や聖器物の装備など様々な要因によって部分的に省略を行う場合もある(修道院以外では省略を行わない方がむしろ稀である)。 便宜上誦読されている部分でも、出来うる限り歌う方向を志向しているのは、復活大祭の奉神礼でも明らかである。そこではほぼ全ての祈祷文は信徒によって歌われ続ける。 随所で、神品と日経225 (聖歌隊)とがやりとりする「聯?」がある。「主憐めよ」や「主賜へよ」で神品の祝文に応え「アミン」で締めくくる、一定の形式がある。大きく「大聯祷」「小聯祷」「重聯祷」「増聯祷」に区別されるが、奉神礼の部分ごとに前後関係から少しずつ変わった形をしている。 一日の定刻に起源のある奉神礼は、日中のものとして、第一時課、第三時課、第六時課、第九時課、日没後から払暁の間の夜間のものとして、晩課、晩堂課、早課がある。平日の日の出前から晩の一日の流れに沿って時課経は収録している。なお、第一時等の時刻名は古代ローマの時刻の呼び方を踏襲したもので、現在の時間感覚にするには凡そ6を加えると良い。日の出後の午前7時が第一時、正午12時が第六時となる。第三時はほぼ午前九時、第九時はほぼ午後三時に当たる。 復活大祭の前の大斎の期間には、初代教会の時代に洗礼に向けての教義教育の期間が充てられていた由来もあって、その他の期間と構造が大きく異なる場合が多く、旧約聖書の部分が沢山誦読される。

>聖体礼儀 (英語 Divine Liturgy) 聖体礼儀を参照。

>時課 (英語 Hours) 正教会で通常「時課」の呼称は、第一時課、第三時課、第六時課、第九時課を指す。祈祷書は、誦経者は基本的に時課経を用いる。現在、教区ではこれらすべてを通年定時に行うことはまれであるが、修道院などでは、これらの祈祷が行われる。ロシア系の正教会では主日祭日の前晩祷を構成する晩課、早課、第一時課をひとつなぎにして徹夜祷と呼ぶ。第三時課、第六時課は聖体礼儀の前に行なわれる。 第一時課、第三時課、第六時課、第九時課の構造は基本的には共通であるが、大斎期には構造が少し変わる。日により記憶する聖人等が異なる。 指定の聖詠の誦読 その日の讃詞《トロパリ》(トロパリオン) 聖三祝文〜天主経 その日の小讃詞《コンダク》(コンタキオン) 生神女讃詞

>晩課 (英語 Vespers) 本来、日没後の祈祷であるが、教区では時間をずらして日中に行うことがある。正教会の資産運用 の一日は日没からはじまるため、晩課はその日の祈祷のはじまりであるともいえる。そのことはカフィスマ(詩篇の項を参照)の配置サイクルによく現れている。通常の週においては、土曜晩課に週の初めである第1カフィスマが充てられており、土曜早課に第19、20カフィスマが充てられる。 首誦聖詠:第103聖詠(詩篇102)を歌う(または誦読する)。 坐誦経《カフィズマ》:指定された聖詠を誦読する。主日祭日前晩では歌う。 「主や爾に呼ぶ」に、讃頌《スティヒラ》:第140・141・129聖詠を句とし、間に讃頌を挟む。 ソフロニイの祝文「聖にして福たる」:聖入がある場合には歌われる。 提綱《ポロキメン》:この晩課のテーマ。神品と詠隊が応答する。(大斎期には「アリルイヤ」を歌う) 喩言《パレミヤ》:祭日には特に、合う旧約の指定個所を誦読する。 誦読「主や我等を守り罪なくして此の晩」 リティヤ:祭日などに。熱切なる聯祷。 聖抱神者シメオンの祝文「主宰や、今爾の言に循ひ」 聖三祝文〜天主経 讃詞《トロパリ》:此の日に歌うべきを歌う。 五餅の祝福:リティヤを行なった場合にはこれも。主食への祝福から参祷者の祝福へ。

>晩堂課 (英語 Compline) 「晩堂大課」と「晩堂小課」がある。八調経を用いる通常の平日にも晩堂課は設けられているが、教区では主に大斎期に行なう。祭日によっては前晩祷が晩堂大課から始める徹夜祷のこともある。その場合は晩堂大課の大詠頌の後に晩課のリティヤへ繋がる。「晩堂小課」は「晩堂大課」を短縮した形と言えなくもないが、順序の中で信経を誦読する位置が異なるなど、若干の融通がある。 訳語「晩堂課」の「堂」の字は、修道院に於いては晩堂課が食後に行われる事から、「食堂」の意味を以て採用された。

>夜半課 (英語 Nocturne)

>早課 (英語 Matins) 本来、日の出前の祈祷であるが、教会の事情によっては時間をずらして前日の夕刻、あるいは当日の早朝に行うことがある。主日祭日の前晩祷は主日祭日の前日に行われる。徹夜祷の場合、晩課から連続して行われる。平日と主日ではその構造は若干異なる。 カトリックの朝課および賛美課に相当する。カトリックでは独立の時課となっている賛美課(羅: laudes)は、正教会では早課の末尾におかれ、その一部となっている。 六段の聖詠:聖案《アナロギイ》の前で、指定の六つの詩篇を誦読する。 「主は神なり」:八調のうち指定の調で歌う。(大斎期には「アリルイヤ」を歌う) ネポロチニ(道に?《きず》なく)あるいは多燭詞《ポリエレイ》:主日、あるいは大きな祭の前晩にはポリエレイが歌われる。 提綱《ポロキメン》:この早課のテーマとなる句が誦読歌唱される。 福音誦読:主日では計11箇所の「復活の福音」が指定されており、これを通年順番に朗読していく。 規程《カノン》:第一〜第九歌頌があり、各々「イルモス」、冠詞、讃詞を含む。第六歌頌の後にその日の小讃詞《コンダク》が誦読(または歌唱)される。 主の讃揚歌「凡そ呼吸ある者は主を讃揚げよ」:此の後の讃頌《スティヒラ》は、教区では通常、省略されている。 大詠頌:司祭のひとこえの後に、詠隊が歌う。これを行なわない場合には、ほぼ同様の部分を誦読する。 萬寿詞

>パニヒダ 永眠者の為に行う奉神礼。土曜日の早課に準ずる形式である。永眠者の諸罪の赦しと神による永遠の記憶を祈り、永眠者と祈祷者双方に神の憐みを乞う。聖体礼儀を伴うものとそうでないものがある。古来は主日に行わないものであったが、現在は教区により主日にも行うことがある。 伝統的に、没後第三日、第九日、第二十日、第四十日に行うが、教区では省略ないし他の永眠者と合同で記憶されることも多い。その後は原則として年一度永眠した日に行うが、これもしばしば他の永眠者と合同で記憶することが行われる。 個々の永眠者のためのものとは別に、一年に数回、全永眠者のためのパニヒダ(全パニヒダ)が正教会暦に定められている。代表的なものに、大斎中の第二土曜日、第三土曜日、第四土曜日に行う「パラスタスのパニヒダ」がある。

> パイプオルガン パイプオルガンは、パイプに機械的な仕組で一定の空気を流して発音するために、ソロの管楽器などに比べて強弱や音色の変化を微細に行うことはできないという弱みを持つ。そのため、例えばストラヴィンスキーには「息のしない巨大な怪獣」と酷評され、オルガンのための作品を全く書こうとしなかったことが知られている。 しかし、オルガンは、例えばソロのフルートで表現できるような細やかな綾は生み出せない代わりに、オーケストラにも叶わない音色の豊富さと音域の広大さ、音の立体的な対比効果、多数の声部などを表現することができ、これがオルガンならではの魅力となっている。また強弱表現は、鍵盤同士のコンビネーションの違いや鍵盤ごとの各所属パイプ群同士の音位相の違い、また演奏中のコンビネーションの変更、また後にはスウェル・シャッターを用いるようになった他に、奏者のタッチによって、記譜上の音価のうち何割の長さ分鍵盤を押すかを変化させることによって、微細な強弱効果を擬似的にもたらすという表現法が採用されており、このような方法でオルガンの表現力における弱点も補われてきた。 楽器ごとに音域や音色などが一つとして同じではないところがオルガンの難しいところであるが、それゆえにオルガン愛好家たちにとって、様々な様式のオルガンと出会うことはそのひとつひとつが新しい美学との出会いとなる。世界のオルガンの特徴を研究することは20世紀頃から盛んに行われるようになり、多数の研究書や書籍が出回っている。

>種類と構造 オルガンの基本構造は共通しているが、その構造をおおまかに分ければ、コンソール、パイプ群、送風機構、コンソールとパイプの接続部分から成る。一般的なパイプ・オルガンは複数段の手鍵盤(マニュアル鍵盤)と足鍵盤(ペダル鍵盤)を持ち、建物の一部として建造され、移動不可能なものとなる。 用途や設置場所を特に意図したい場合には、「教会オルガン」、「コンサート・オルガン」、「スタジオ・オルガン」、「ハウス・オルガン」、「劇場オルガン」、「シアター・オルガン」、「シネマ・オルガン」、などの呼び方が使われることもある。最後の3つは音楽鑑賞を主目的としないもので、録音・再生装置が広く出回る前の時代に、劇場の効果音や雰囲気づくりに使用されたのが始まりであるが、それは後にひとつの文化となり、現代においても守られ続けるようになった。パイプによるオルガンでは設置スペースやストップ数に制限が発生するため、実際には、ストップ数と手鍵盤数が多い大型の電子オルガンが使われることが多い。たとえば、映画において、音楽を奏するのは当然ながら、蒸気機関車における蒸気や汽笛の音、動物の鳴き声、爆発音まで、様々な音をオルガンの多彩なストップを応用して模倣して見せるのである。

>パイプ パイプはオルガンの発音の主体であり、その材質(一般的に金属または木材による)と形状(太さ、長さなど)で音高(固有振動数)と音色(倍音構成など)が決定される。 パイプの発音構造は大きく分けて2種類あり、それぞれフルー(英語: flue)管とリード(英語: reed)管と呼ばれる。フルー管はリコーダーと同じ歌口から発音するもので、リード管はクラリネットと同様の1枚リードの構造で発音する。リコーダーとクラリネットの音色の比較から想像できる通り、リード管は音量と音色の面で目立つので、メロディーを奏したり全体の音量を増強したりするのに適する。 また、パイプには開管、閉管、半開管の区別もあり、音色の多様性に寄与している。演奏会場で客席から見える大きなパイプの列は壮観であるが、コンサート・オルガンの場合、装飾を兼ねて前面に配置されるパイプよりもはるかに多くのパイプが客席から見えない所に配置されている。

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